2010年10月28日
堀川ひとみ、福井・武生ライブ参戦
さて、時は2010年10月9日の夜、本来の「目的」である、堀川ひとみさんのライブへ向かいます。福井・武生(現在は越前市)は、堀川ひとみさんの故郷。現在主に東京・神奈川で活動をしているひとみさんにとってはいわば凱旋ライブ? これまで何度も行っている地元でのライブですが、今回は今までとは違ったテーマが盛り込まれています。
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それはライブのタイトルにまずあります。
うたの国Live Party
~ 発達障害 ・・・ だからできることがある♪
ひとみさんは大人になってから発達障害であることを診断された当事者の一人です。最近になって、わりと耳にするようになったので知っている人もいると思いますが、ひとみさんの診断された障害は「アスペルガー症候群」です。アスペルガー症候群は、良くも悪くも色々な個性を持っていて、時に対人関係や集団の中での振る舞いに特異性があり、本人には悪気がないのに周りから誤解を受けたり、非難されたり、バカにされたりいじめられたり孤立してしまうことがあります。
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その一方で、このタイプの人は、ものすごい才能を持っていることが多く、ひとみさんの場合それは“うた”でした。現在、ひとみさんは“うた”を通じて、発達障害や様々なことへの相互理解によって幸せな世界を築きあげることを呼びかけています。
さて、それでは美味しいお酒を堪能しながらひーたんのうたに酔いしれましょう。(この写真ウケ狙いで、ツアーに参加できなかった仲間に写メするために撮ったものなので、私が一気にこれだけ飲んだわけでは・・・・・ない!)
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ひーたんのうたは、本当に素晴らしい。残念ながら世の中にそれほど多く出回っているわけではないので(いわゆるメジャーではないので)、あまり知らない人も多いと思います。でも、ひーたんの曲をもっともっと多くの人に知って貰いたいという気持ちと、今くらいのキャパの方が身近に接することができて、売れまくってあまり遠い存在になって欲しくないという気持ちのせめぎ合いがビミョーです(こんなことはぷぷちゃんが自ら立ち上げている「ひとみファイターズどっとこむ★ぷぷちゃんの私的堀川ひとみ応援サイト」ではゼッタイ言えないけど、ひーたん、ここは“本当のぷぷちゃんの本音の場所”なのでゆるしてね)。でもやっぱりその素晴らしさは伝えたいのでこうして記事を書いています。
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この日も、ひーたんと共に関東から「ツアー」参加した人や、ひーたんとは別だけど、やはり関東からひーたんの曲を聞くために集まった人、大阪・京都・愛知・岐阜などから集まった人と、地元福井の人といろんな人が集いました。関東組も「車」「電車」、なんと「飛行機」などなどいろんなアプローチで「福井ツアー」と銘打っているがバラバラな行動をとっているオモシロイツアーが実現しました。
ひーたんの曲ってやっぱり不思議なの。一曲一曲にものすごくいろんなメッセージが詰まっていて、それがライブごとにまたアレンジが違ったりして、何度聴いてもすごく新鮮。それはひーたん自身が、いつも色々な気持ち(その時々の新鮮な気持ち)でうたっているからなんだと思うけど、とにかくスゴイの。
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第一部のセットリスト
・笑顔
・会いたいよ
・庶民の生活
・性(さが)
・存在
第一部は、未収録ながら人気曲の「笑顔」から始まり、「雨」と言えばこの曲ってくらいひーたんが雨の日にうたう「会いたいよ」、そして私はオハツな「庶民の生活」これは首都圏の立ち食いそば屋を舞台にした曲でなかなかのお味! おまけにネギ入れ放題(笑) 続く、「性」は、雨にちなんだ曲パート2とのこと、雨上がりのお月様はきっと雨に濡れているんじゃないかってことからできたうたで、なかなかココロに響くうたですね。そして、第二部の予感を感じさせながらの「存在」・・・・ここで第一部終了。
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歓談の時間や、各席に置かれた、発達障害系の本を読みつつ、お酒も飲み、おつまみも食べ・・・、またーりとしたところで第二部へ突入! 第二部は、まさに「発達障害」をテーマにした、ひとみさんの3rdアルバムからのラインナップです。
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第二部のセットリスト
・ねじれの世界
・教えてください人間様
・侵略
・どうしてわかってくれないの
・最初の人
・ねぇ
・(アンコール曲)私は“うた”を信じたい
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「ねじれの世界」・・・・鬱病から復帰したひとみさんは、これまでの生きにくさは、自分が心に偽っていたからだと思っていた・・・そして、その偽りを捨てたとき、本当の心のカタチが戻ってくるはずだった・・・・なのになぜか違う自分・・・・その戸惑いをうたにしたのがこの曲。
「教えてください人間様」は、自分が他とどこか違うからと、言葉の暴力によって人に傷つけられたり、誤解を受けたり・・・・、でも、そもそも、人の価値観や見え方なんて色々なはず。自分ばかり宇宙人のように扱われるのはどうにも怒りのこみ上げてくるもの・・・・そんなひとみさんの怒りパワー全開の曲がこの曲。CD版より、ライブを重ねるごとにすごさを増しています! この曲については「発達障害」以外の、メンタルや身体に何らかの問題があって社会生活に困難を感じている人からも支持されています。
「侵略」アスペルガーの人にとって、他の人々のいわゆる何気ない日常はまさに「異国」。自分の領域に、人々が踏み込んでくるのは、まさに侵略を受けているようなもの。コミュニケーションギャップによる恐怖を物語った曲ですね。
「どうしてわかってくれないの」・・・・。これはこのタイプの人達共通の切なる思いでしょう。だって、見た目には何ら「普通」と変わらない「大人の女性」だったり「大人の男性」だったりなんだけど、何かどこか違うからといってわかって貰えない。誤解される。攻撃される・・・・・。それも、赤の他人からならともかく、これまで「わかっていてくれた」人にまでその仕打ちを受ける。辛いよね、ものすごく辛いと思う。でもいつも思う、ひとみさんの曲って、辛ければ辛いほどキラキラ光って聞こえる・・・・・。それは、そうした「辛さ」を養分にして発信してるからだと思うけど、でも、ひとみさんの心をわかる人もいっぱいいるんだよ。
「最初の人」3rdアルバムのタイトル曲にして、ひとみさんがとても大切にうたってきた曲。これまでの疎外感、孤独感から、一気に受け入れられ本当の自分のココロノカタチを取り戻していく、まさに感動の名曲です。
ここから、ひとみさんの人生は色々と変わります。細かいことは省きますが、ライブのタイトルにあった「うたの国」とは、ひとみさんが立ち上げた会社の名前です。正確には、株式会社うたの国。代表取締役はもちろんひとみさん本人。役職名は「プリンセス」。そう、名実共に「うたの国のお姫様」になったのでした^^
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そして「ねぇ」。この曲は「発達障害当事者や周りの人へ」というサブタイトルをつけて、自らYouTubeなどにUPしている大切な曲。ひとみさんの色々な気持ちがたっぷりと詰まっています。
まわりから理解されず、一時は「死」をも決意したことのあるひとみさんですが、ひとみさんが自分がこの「発達障害」であることに気が付いたことは、ひとみさんにとって大きな「ギフト」をもたらしました。それはすべて楽曲に現れています。
アンコール曲|私は“うた”を信じたい今、一番新しいひとみさんの曲です。性別や国籍、障害を乗り越えて、みんなと繋がりたい=幸せになりたいという素晴らしい曲です。最近のライブに参加すると聴ける可能性“大”です。
この後も、打ち上げ、サプライズ、二次会・・・・と続きますが、今夜はここまで。
- by
- at 18:50